法人自動車保険「楽天損保」の口コミ評判、運送保険について

法人自動車保険「楽天損保」について

2018年に朝日火災海上保険株式会社から楽天損害保険株式会社に社名変更した楽天損保。1951年に設立された朝日火災海上保険が元ということから、信頼度、信用度は非常に高いと見て良いでしょう。

現在、法人の自動車保険を契約できる会社はさほど多くはありませんが、楽天損保はその中でも新進気鋭で法人契約ができる数少ない保険会社です。以下、特長をピックアップしてみました。

➀個人、法人を問わず、車種、用途も関係なく契約できます。ですので、緑ナンバーでの法人契約も可能です。
➁「対人」「対物」「人身傷害」「車両保険」の4つを組み合わせて契約できます。
➂一部の契約ですが、フリート契約をセットしないで契約できるのもミソ。

法人自動車保険「楽天損保」の口コミ情報

・企業規模が大きいので安心して任せられる。 ・朝日火災海上保険のノウハウを引き継いでいるので、信用度、信頼度が高い。 ・1事案につき20万円まで補償してくれるが、良くも悪くもない（平均的）。 ・無料でレッカーしてくれる距離が短いように思える。 ・ノンフリート多数割引があるのが良い（2台契約、3台以上など）。 ・運送業を営んでいるので、運送保険（貨物保険）があるのが助かる。 ・示談交渉サービスがあるので頼りになる。 ・過失の割合に関わらず補償をしてもらえるのが良い。 ・ロードアシスタンスのフリート契約がセット（あり、なし）を選べるのが良い。 ・バッテリーあがりのジャンピングと、燃料切れが1年に1回の補償しかないのはどうか？

法人自動車保険「楽天損保」の評判

やはり「楽天」という知名度の高い企業が行っているという保険会社だけに、安心できるというのがポイント。また、人身傷害の際、過失の割合が6：4だろうと9：1だろうと、割合に関わらず補償してくれるのが良い。さらに、示談交渉サービスで全部お任せできるのも評価が高いです。自動ブレーキ割引が割引率9％というのもポイント高し。

一方ロードアシスタンスについては似たり寄ったりの感が否めません・・・。キーのトラブルやバッテリーあがりの対応、オイル漏れなどの対応も悪いところはありませんが、特筆すべきところはさほど無いように思えます。気になったのは、他社に比べてレッカーの距離が短いようにも思えました（因みにAIGは事故を起こした際のレッカー移動は400kmまで無料）。

法人自動車保険「楽天損保」の運送保険

運んでいる荷物が損壊してしまったら洒落になりませんし、賠償金も払わなければいけません。1,000円くらいならまだしも、数十万、数百万円になると支払いも大変です。そんなもしもの時のためにあるのが、楽天損保の「運送保険」。安心して物を運ぶには必要不可欠なこの保険について、分かりやすく解説します。

➀輸送される貨物全般
日本国内をトラックなどで輸送している時、貨物が偶然の事故により損壊してしまった場合に保険金を支払ってくれます。製品、半製品、原材料、有価証券その他輸送されるものについて保険が支払われます。

➁対象となる補償範囲
「A地点からB地点」のように日時など関係なく、輸送区間によって定められています。ここからここまでというふうに定められているので、時間に関わらず、A（始点）からB（終点）までが補償範囲になります。

➂保険金額や保険料
保険金額は貨物の価額（品物の適正な値段）が支払われます。保険料は担保の条件、貨物の種類、その他の要件で変わります。

➃契約形態
1輸送につき1契約。毎度まいど申し込むのが面倒な会社には、1ヵ月一括申し込みもできるので、そちらがお勧めです。

➄どんな損害を支払ってくれる？
「盗難」「紛失」はもちろん、「破損」「雨、雪での荷物の濡れ」「擦り傷」など幅広く対応しています。また、特定危険担保条件では「火災」「爆発」「衝突」などの損害も補償してくれます。

というように運送保険では幅広くカバーしてもらえますが、物によっては保険がおりないものもあるので、事前確認をすることをお勧めします。

法人自動車保険選びは慎重に

個人と法人の自動車保険の契約は全く異なるので選ぶ際は慎重に（個人も重要ですが）。ドライバーの方々が安心して運送できるように、「ロードサービスが充実しているか」「保険の支払いは滞りなくやってくれるか」「事故対応はどうなのか？」「自動車保険の金額が安かろう悪かろうではないか？」など、見るべきところは山程あるので、色々な会社を比較してみるのが一番です。