法人契約の内容-東京海上日動自動車保険
東京海上日動の法人用自動車保険は「TAP」という商品になります。
ここの保険は「対人対物・搭乗者・車両」の補償が1つのセットとなっている保険です。典型的なパック型保険と言えます。
契約対象は、主に法人でフリート・ノンフリートどちらの契約も可能です。ただ、受託貨物賠償責任に関する補償・特約が明記されていないので、運送業にはあまりおすすめできない保険かもしれません。そもそも営業用貨物者は契約できません。
2台以上の契約者には「毎月引き落とし手数料がかかる」方にサービスだけですが、3台以上から台数によって通常のミニフリート・フリート割引があります。
特約について-東京海上日動法人自動車保険
特約の内容は基本的な内容がメインです。他社との違いといえば、設定した個人被保険者(通常は法人の代表者)の家族が事故を起こした場合、契約中の車両であるかどうかに関わらず、人身傷害保険等契約内容に応じた保険金が支払われるという「法人契約の個人被保険者に関する特約」というものがあります。
これは、法人契約でありながら、その法人の代表者(個人被保険者の家族)までを保険適当範囲にまで広げてくれるというものです。家族が従業員としてカウントできる場合は必要ないかもしれませんが、比較的大きな会社の場合には、個人契約しなくとも自分の家族をこの法人契約の自動車保険一つでカバーできるかもしれないという内容です。
ロードサービス-東京海上日動法人自動車保険
サービス内容は他社と同じです。また、修理後の車両運搬費用・レンタカー費用・宿泊、帰宅費用等に関しては富士火災と同じく特約を付けることで補償の対象になります。
割引制度-東京海上日動法人自動車保険
割引制度に関しては、どこでも扱っている内容と同じです。とくに特筆すべき割引制度内容はありません。
新車割引:1%~21%割引(契約内容ごとに割引率が異なります。)・イモビライザー割引:3%割り引き・福祉車両割引:3%割引・エコカー割引:3%割引・ノンフリート多数契約割引:3%~5%割引
口コミ、評判-東京海上日動法人自動車保険
東京海上日動の悪い評価はそのほとんどが「相手側が東京海上の被保険者だった」ということです。また、保険契約者側の事故対応評価は非常に高いです。これは一言で言えば「契約者は全力で守る」ということです。
保険契約者側は非常に評価が高く、事故相手からすれば非常に評価が低い。これは他社にはない傾向です。契約者であろうがなかろうが保険金支払いを渋るのが昨今台頭してきたダイレクト型の保険会社です。
それと比較すれば、国内の代理店型で老舗でもあるこのタイプの保険会社は契約者からすれば非常に心強いと思います。総合的な企業信頼度もトップレベルに位置していますので、契約者側の満足度はかなり高いと推察されます。
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