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円高を止める方法、活かす方法

  • 発行者名: 矢口新
  • 価格: 630円(税込)
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  • サイズ: 17.1MB
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円高を、ディーラーの立場で考えたのが、矢口新著「円高を止める方法、活かす方法」(東洋経済新報社)。榊原英資大蔵省国際金融局長の円高是正策を彷彿(ほうふつ)させるアイデアが多く含まれているのが興味深い。(1995年10月日本経済新聞社SundayNikkei時の本「円・ドルの世紀末を読む」より)

目次
はじめに

第I部 円高を止める二四の方法

1、輸出企業のコストをドル建てにする
2、輸出を円建てにする
3、輸出企業の海外設備投資に税制などで優遇措置を与える
4、輸入障壁を取り除き、輸入促進を積極的に推し進める
5、政府の調達品は輸入品を優先し、公共投資の発注先も外国企業を優先する
6、本邦旅行者の海外での購入品に対して、原則無税とする
7、テレビのチャンネルを一つ米国に開放し、二四時間米国製品のテレビショッピング番組を放映する
8、輸出課徴金、輸入割当てなどの経常収支バランス政策を実施する
9、本邦投資家の対外証券投資を奨励し、為替ヘッジを手控えるよう行政指導する
10、対外不動産投資を低利によって奨励し、不良資産化した場合も追貸しを黙認し、業務を継続させる
11、海外投資家に対し日本の問題点を強調し対内投資をしにくくさせる
12、円金利、日本株配当をさらに低く抑え込み、円投資の魅力を少なくする
13、金融緩和を行う
14、財政政策を実施する
15、政府開発援助(ODA)を急増させる
16、期限が迫っている外国政府等の円借款に対し、特別の配慮をもって臨む
17、円建て外債および新規の円借款の為替ヘッジはなるたけ避けるように依頼し、為替差損に対しては特別配慮の含みをもたせる
18、外国政府の外貨準備に円を加えないように依頼する
19、年間一三○○億ドルの経常黒字に見合うだけの額の円売り介入を行う
20、固定相場制に戻す
21、円をアジアの基軸通貨に、為替バンドを導入する
22、米ドルを日本の通貨にする
23、官僚、政治家の給与をドル建てにする
24、投機資金を取り締まる
第II部 円高の原因と今後の対策
第1章 円高の原因究明
1、相場の成立ち
2、外国為替市場の需給
3、国際収支の意味するところ
4、金利と為替の関係
5、経済のファンダメンタルズ
6、ドルの信認低下
7、円の基軸通貨化
8、購買力平価の落とし穴
9、バランスシートの怪
10、人気の及ぶ範囲
11、価格変動の本質
第2章
1、円投での外債ポートフォリオ運用についての提案
(1) ライアビリティ
(2) アセットの運用
(3) リスクの種類
(4) リスクへの対応
(5) 為替リスク
(6) シナリオ分析
(7) タイムホライズン
(8) デュレーション
(9) 結論
2、チャートにみるトレンド
3、予想される需給
4、レート予想
5、予想を超える事態の可能性
6、無為にして化す
おわりに

本書は1995年8月発刊の『円高を止める方法、活かす方法』を電子書籍として復刻したものです。
一部、文字のかすれ等がございますがご了承ください。
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