運送業許可の法令試験について


一般貨物自動車運送事業を営む場合は様々な手続きが必要ですが、その中に絶対合格しなければいけない試験があります。一つは「法令試験」。もう一つに「運行管理者試験」というものがあり、その二つに合格して初めて開業へ繋ぐことができるのです。今回は運送業を営むにあたってパスしなければいけない法令試験について分かりやすく解説します。

運送業許可の法令試験

一般の運送業を営む場合に必須の「法令試験」ですが、こちらの資格は必ず社長が取得する必要はありません。社長も含めてですが、登記している常勤役員の一人が合格すればOKです(役員1人しか受験できません)。また、個人事業主さんの場合は=社長ということになりますので、社長さんしか受験できません。

法令試験はいつあるの?

1、3、5、7、9、11月の奇数月に行われるので、2ヵ月に1度試験を受けられることになります。運輸支局から送られてくる書面に「日時」「試験会場」が記載されているので、特にどこかに申し込まなくても大丈夫です。

法令試験の合格ラインは?

試験の時間は50分で、30問の出題中24問以上正解すると晴れて合格です(合格ラインは8割。1問の解答に約2分程度費やします)。運行管理者の試験を通過していれば出題範囲がかなりかぶっているので比較的合格しやすいと言われています(問題は◯✕と選択です)。

24/30というと「6問までなら間違えても大丈夫」という計算になりますが、油断大敵です。一発で試験に合格すれば問題ありませんが、万が一落ちてしまった場合、チャンスは一度きりです(二度と受けられないという訳ではありません)。そして、この試験も不合格だった場合は、申請を取り下げて再申請を行わなければいけないので、せっかく営業を開始しようと思ってもオープンできなくなってしまいます。ですので、1回目で落ちても、2回目には絶対合格を目指しましょう。

法令試験の対策

当然のことながら試験中に参考書などを持ち込むことはできません。ですが、関係法令等の条文集が配布されるので、それを参考にしましょう!と言いたいところですが、条文集は分厚く、すぐに調べられるようなものではなく、全く参考にはならないでしょう(笑)。試験科目は「貨物自動車運送事業法」を始め、「労働基準法」「道交法」など多岐にわたるので、過去問題集などを購入して勉強するしかありません。

 

 

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